道中は中団内めを追走した3番人気ラシンティランテ(牝、父アグネスタキオン、栗東・友道)が、残り200mで逃げる7番人気のフレイムコードを捕らえると、並ぶ間もなく3馬身半の差をつけ快勝。上がり3Fはメンバー最速の34秒9を記録。次元の違う末脚で、一気に後続を突き放した。勝ちタイムは1分34秒4。9番人気のグインネヴィアは、2着馬を追い詰めるも鼻差およばず3着。1番人気のシャンボールフィズは後方から追い上げたが、4着が精一杯だった。
藤岡佑は「調教の段階からこういう競馬ができる手応えはあった。抜けてくる時も一瞬でしたね」と笑顔。「きょうの勝ちっぷりなら、胸を張ってGIへいける」と、阪神JF(12月11日・阪神)を心待ちにしていた。
提供:デイリースポーツ