2日、大井競馬場で行われた大井記念(南関東G2・ダート2600m、1着賞金3200万円)は、鷹見浩騎手騎乗の1番人気サンデーバニヤン(牡4・大井・岡部盛雄厩舎)が優勝。勝ちタイムは2分47秒5(稍重)。スタートから先頭に立ったサンデーバニヤンは、道中一旦2番手に下げ、直線では内を突き再び先頭に立つと、そのまま外から追って来た3番人気アイディンワンダーに2馬身差をつけて快勝。さらに2馬身差の3着にウエノマルクンが入った。
サンデーバニヤンは父マーベラスサンデー、母エキセントリック(その父マルゼンスキー)という血統。昨年12月の東京湾Cでは、1番人気に支持されながら競走中止。今年に入り自己条件勝ち上がり、3連勝で今回の初の重賞制覇となった。通算成績は14戦9勝(重賞1勝)。
大井記念は、過去にはテツノカチドキ(87年帝王賞、東京大賞典)やハシルショウグン(93年川崎記念、帝王賞)、アブクマポーロ(98年帝王賞、東京大賞典)などの名馬たちが優勝したレース。