3日、ホッカイドウ競馬は、社台ファーム(20馬房)、ノーザンファーム早来牧場(8馬房)、ノーザンファーム空港牧場(8馬房)の3施設を、認定厩舎制度(外厩)として認定した。
社台ファームには、サンデーサイレンス産駒エアプルーフ(牡2、北海道・成田春男厩舎、母ライラアラウィ)を筆頭に、母が93年札幌3歳S(G3)を制したメローフルーツの仔フルーツマーケット(牝2、北海道・成田春男厩舎、父サクラバクシンオー)、新種牡馬フレンチデピュティ産駒のフレンチムード(牝2、北海道・成田春男厩舎、母ゴールドリーフ)、ウキヨバナレ(牝2、北海道・成田春男厩舎、母レディゴシップ)、アグネスワールド産駒ブラジリアンサンバ(牝2、北海道・柳澤好美厩舎、母ルゼット)、ノーザンファーム空港には中山大障害を勝ったブランディスの半妹ソウルディーバ(牝2、北海道・廣森久雄厩舎、父アドマイヤベガ)など、良血馬がラインナップされている。
外厩制度とは、民間施設からレース当日に競走馬を直接、競馬場に輸送し出走できる制度で、ビッグレッドファームが昨年8月に初めて認定された。その後、7施設が認定され、今回の社台グループ認定で、計10施設が認定厩舎となった。なお、今年の弥生賞(G2)を制したコスモバルク(牡3、道営・田部和則厩舎)は、認定第1号のビッグレッドファームが輩出している。