現地時間4日、英国・エプソム競馬場で行われたコロネーションC(4歳上、英G1・芝12f)は、D.ホランド騎手騎乗の4番人気ワーサン Warrsan(牡6、英・C.ブリテン厩舎)が、2番人気ドゥワイヤン Doyenに1.3/4馬身差を付けて快勝、連覇達成した。勝ちタイムは2分35秒9(良)。昨年のダンテS(英G2)覇者で、今回が約10ヶ月振りとなったマジストレッティ Magistrettiは6着に敗れた。宝塚記念に選出されているスコッツビュー Scott's Viewとインペリアルダンサー Imperial Dancerは、それぞれ7、9着に敗れている。昨年のミラノ大賞典(伊G1)でワーサンを破り優勝しているリーダーシップ Leadershipは出走を取り消した。
勝ったワーサンは、父Caerleon、母Lucayan Princess(その父High Line)という血統で、半兄は98年ジャパンC(G1)に出走したルソー Luso (牡12、父Salse)。今回の勝利は、昨年の同レースを勝って以来1年ぶりとなり、G1は通算2勝目。重賞は03年ジョッキークラブS(英G2)など通算4勝。