復活に向け、態勢は整いつつある。ネヴァブションは昨年のAJCC以来、11か月ぶりの実戦。この日は美浦北Cの併せ馬で強めに追われ、6F84.4-39.5-12.6秒をマークした。「まだ少し重いが、ゆっくり乗り込んできたからね」と伊藤正師は自信をのぞかせる。「長期休養明けで58キロのハンデはおかしいと思うが、力はあるので」と地力に期待していた。
ダンスインザモアは、美浦D単走で追い切られ、馬なりのまま5F66.7-38.9-12.7秒をマークした。「31日にビッシリやるので、これぐらいで十分。変わりなく来ているよ」。相沢師は満足げに話す。前走の中日新聞杯は11着。「もたれて追えなかった。レースにならなかったね。展開さえ向けば、ここでもチャンスあるはず」と色気を見せた。
提供:デイリースポーツ