アドマイヤキュート新馬Vへ万全/栗東トレセンニュース

2012年01月13日 12:15

デビュー勝ち狙うグランプリボスの半妹アドマイヤキュート(撮影:井内利彰)

 今週末の新馬戦は中山、京都で除外ラッシュ。注目していた1月14日(土)京都芝1600m(牝)でも10頭の除外が出た。

 抽選をくぐり抜けた16頭で最も注目されるのは、グランプリボスの半妹アドマイヤキュートだろう。

 1月12日の坂路は単走で追われて時計はエラー。友道康夫調教師にその内容を確認すると「終い重点の指示で、時計は4F56秒前後、1F13秒前後だと思います。9日にもある程度やっていたので、オーバーワークを避けて追い切りました」とのこと。上位人気に応えることができるだけの仕上がりにはある。

 アズマサンダースの初仔、アズマセブンガールも抽選を突破。今週11日の追い切りでは秋山真一郎騎手が跨って、CW6F83.1〜1F12.2秒で上々の動き。藤岡健一調教師は「追うごとに良化しているし、ゲートさえしっかり出てくれれば好勝負できるはず」と力が入る。

 今週の追い切りで絶好の動きを見せたのが、半兄に2001年ステイヤーズSを制したエリモブライアンがいるエリモフェアリー。

 11日のCWで小倉デビューのセイウンホウガを追走したが、一杯になる相手に対して馬なりで同入。6F81.6〜1F12.7秒と水準以上の時計をマーク。「素軽い動きをしているね」と橋口弘次郎調教師の評価も高い。

 残念ながら除外されたミルキーウェイ、タガノショコラは1月21日(土)京都芝1600mへスライド。なお鞍上はミルキーが藤田伸二騎手、タガノが北村友一騎手で予定。

 また、おじに種牡馬として大活躍中のハーツクライがいるアラドヴァルは1月21日(土)京都芝1600mと1月22日(日)小倉芝1800mのどちらかでデビューを検討されている。[取材:井内利彰]

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