14日、盛岡競馬場で行われた1R・2歳戦(ダート1200m・1着賞金32万円)は、小林俊彦騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝140円)ジェベルリーヴァ(牝2、岩手・志村文雄厩舎)が、2着エフェクトに4馬身差を付けて圧勝した。勝ちタイムは1分15秒6(良)。3着は大差で3番人気の新種牡馬メイセイオペラ産駒アロマセラピー。2番人気テンショウジェットは勝ち馬から3.8秒離された6着、新種牡馬ローゼンカバリー産駒オンテンバールは7着に敗れた。同レースは勝ち馬も未勝利馬も出走できるもので、ジェベルリーヴァは唯一の勝ち馬だった。
勝ったジェベルリーヴァは、父ウェイオブライト、母ジェベルネバー(その父フォティテン)という血統。父のウェイオブライトは98年グランクリテリウム(仏G1・芝1600m)を制した今年デビューの新種牡馬で、近親にはストリートクライ Street Cry(02年ドバイワールドC-首G1)などを輩出した種牡馬マキャベリアン Machiavellian(牡17、父Mr.Prospector)がいる。ジェベルリーヴァは5月4日から始まった水沢競馬での2歳戦初戦、フューチャー2歳新馬戦(ダート850m)を制しており、今回の勝利でデビューから2連勝となった。通算2戦2勝。