17日、道営・札幌競馬場では2歳戦が3鞍行われた。
5R・フレッシュチャレンジ2歳(ダート1000m、1着賞金200万円)は、櫻井拓章騎手騎乗の3番人気レキシントンルビー(牝2、北海道・林正夫厩舎)が、4番人気テラノジュエリーに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分02秒8(良)。圧倒的1番人気(単勝100円)に支持された、JRA・武豊騎手騎乗のカントリーウーマン(牝2、父イシノサンデー)は3着に敗れた。
勝ったレキシントンルビーは、父テンビー、母は96年フラワーC(G3)3着馬ミナミノエレガンス(その父Woodman)という血統。テンビー産駒は、今年の2歳勝ち馬2頭目となった。3着に敗れたカントリーウーマンは、3日に認定厩舎制度(外厩)として認定された社台ファーム所属馬で、16日にはフルーツマーケット(牝2、北海道・成田春男厩舎)が認定後初勝利を挙げている。
1R・2歳未勝利(ダート1000m、1着賞金20万円)は、服部茂史騎手騎乗の4番人気カツマサフレッシュ(牡2、北海道・中村光春厩舎)が、7番人気イベリアをクビ差制し優勝した。勝ちタイムは1分03秒3(良)。1番人気で、新種牡馬ビッグサンデー(98年マイラーズC-G2)産駒サキノリュウオーは3着に敗れた。
勝ったカツマサフレッシュは、父ニホンピロウイナー、母ラヴメッセージ(その父ラシアンボンド)という血統。ニホンピロウイナー産駒は今年の2歳戦初勝利となった。
3R・ルーキーチャレンジ2歳(ダート1000m、1着賞金150万円)は、齊藤正弘騎手騎乗の3番人気クリアーボーイ(牡2、北海道・大崎順司厩舎)が、1番人気マルゼンリュウオーに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分02秒2(良)。3着は2番人気フィオレットが入った。新種牡馬アグネスワールド産駒コパノエブリデイは5着、キングヘイロー産駒ユリノブライダルは8着に敗れた。
勝ったクリアーボーイは、父アラジ、母ミッチースマイル(その父マルゼンスキー)という血統。半姉には、現在JRA・1000万クラスのノースシェーバー(牝5、栗東・池添兼雄厩舎、父リンドシェーバー)、今年の笠松・新緑賞を制すなどダート5戦5勝のノーススポット(牝3、笠松・中山義宣厩舎、父タイトスポット)がいる。アラジ産駒は、今年の2歳戦3頭目の勝ち上がりとなった。