道中は後方を追走した3番人気の関東馬トルサード(牝、父アグネスタキオン、美浦・武市)が、直線でしぶとく脚を伸ばし、上位3頭が同タイムの接戦を制した。勝ちタイムは1分15秒0。首差の2着には、大外を追い込んだ5番人気のケイティーズハート、さらに鼻差の3着には4番人気のマドモアゼルアンが入った。なお、1番人気のアートオブジェリカは、直線で伸びを欠き10着に終わった。
「しまいがしっかりとしていた。もまれても大丈夫だった」と吉田稔騎手は笑顔。東京開催の除外ラッシュで遠征したが、武市師は「追い切りでいい瞬発力を見せていたから、やれると思っていた。脚元の関係でダートに使ったが、芝の長い距離も使いたい」と期待した。
提供:デイリースポーツ