好スタートからハナを奪った2番人気のフルヒロボーイ(牡、父ファスリエフ、美浦・田中清)が、8馬身差の圧勝でデビューV。勝ちタイムは1分27秒7。マイペースで運べたとはいえ、ラスト2Fを12秒8-12秒5と尻上がりのラップでまとめて、後続を突き放した内容は上々だ。2着には好位から差を詰めた9番人気のメビュースラブ、さらに3/4馬身差の3着には13番人気のトミケンスプリングが入った。なお、スタートで出遅れた1番人気のスカーレットリングは、よく差を詰めたが5着が精一杯だった。
田中勝騎手が「素直で最後も余裕があった。距離が延びても、芝に変わっても大丈夫だと思う」と評価すれば、田中清師も「追ってからしっかりしているのがいい」とうなずいた。
提供:デイリースポーツ