ウインバリアシオン、八分の仕上がりも上々/京都記念

2012年02月09日 12:00

 4歳世代のNo.2が古馬の壁を打ち破る。ジャパンC5着以来となるウインバリアシオンは、主戦の安藤勝を背に栗東CWで6F85秒2-39秒5-12秒5をマークした。 先週に続いてローレルジャブラニ(4歳500万下)を追走。4角で内に馬体を並べ、残り1Fの追い比べでは最後まで食らいつくパートナーに首差で先着した。「しまいだけ伸ばしておいた。多少、重いところはあるが、息遣いは良かったし、歩様もシャキッとしている」と鞍上は、八分の仕上がりながらも上々の手応えをつかむ。当初は阪神大賞典での始動だったが、予定を繰り上げて出走してきた。「放牧先でも順調だったし大賞典だと間隔があきすぎる。2度使って春の天皇賞になると思う」と松永昌師はプランを描く。

 前走のジャパンCは道中で動いて5着に踏ん張った。「古馬とも差はないと思ったね。GI馬も出てくるが、56キロで出られるのは有利」と、始動戦Vではずみをつける構えだ。

 菊花賞3着のトーセンラーは栗東CWでネオヴァンドーム(5歳オープン)を追走して6F84秒7-39秒0-12秒1で1馬身先着。2週連続でケイコをつけたC・デムーロは「先週は掛かるところがあったが、今週はそれがなく、ゴーサインに反応してくれた。久々でも問題はない。兄(ミルコ)も、“すごくいい馬”と言っていた」と笑顔だった。

提供:デイリースポーツ

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