12日、京都競馬場で行われた第105回京都記念(4歳上、GII・芝2200m)は、武豊騎手騎乗の5番人気トレイルブレイザーが、好位追走から早めに抜け出し、1番人気ダークシャドウに2馬身差をつけ押し切った。勝ちタイムは2分12秒4(良)。さらに1.1/4馬身差の3着に3番人気ヒルノダムールが入った。4番人気トーセンラーは4着、2番人気ウインバリアシオンは6着に敗れている。
トレイルブレイザーは昨年のアルゼンチン共和国杯(GII)に続く重賞2勝目。前走は香港ヴァーズ(香G1)に出走して6着だった。
鞍上の武豊騎手は今年のJRA重賞初勝利で、JRA重賞通算273勝目。87年のデビュー以来26年連続重賞勝利を達成した。
【勝ち馬プロフィール】
◆トレイルブレイザー(牡5)
父:ゼンノロブロイ
母:リリオ
母父:フォーティナイナー
血統:叔父にシーロ(リュパン賞-仏G1などG1・3勝)
厩舎:栗東・池江泰寿
通算成績:19戦6勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:11年アルゼンチン共和国杯(GII)