オグデンフィップスH、アゼリ牝馬相手に惨敗

2004年06月20日 18:42

 現地時間19日、米国・ベルモントパーク競馬場で行われたオグデンフィップスH(4歳上牝、米G1・ダート8.5f)は、J.ベイリー騎手騎乗の2番人気サイトシーク Sightseek(牝5、米・J.ロバート厩舎)が、スタートから先頭に立って逃げる1番人気アゼリ Azeri(牝6、米・D.ルーカス厩舎)を2番手追走から3、4コーナー中間でかわし、直線に入ると後続を突き放して快勝。昨年に続く同レース連覇を達成した。勝ちタイムは1分41秒46(良)。3.1/4馬身差の2着にはストームフラッグフライング Storm Flag Flyingが入った。アゼリは1着馬から11.3/4馬身差の最下位(4頭立て)に敗れた。

 勝ったサイトシークは、父Distant View、母Viviana(その父Nureyev)という血統。父Distant ViewはデューハーストS(英・G1)勝ちのディスタントミュージック Distant Musicを輩出。日本での主な活躍馬は04年シルクロードS(G3)勝ち馬キーンランドスワン。02年7月の3歳時に、サラトガ競馬場でデビューし勝利すると、以降12戦8勝2着4回という連対を外さない堅実な走りで、03年のヒューマナディスタフH、オグデンフィップスH、ゴーフォーワンドH、ベルデームSと米G1を4連勝。その後BCディスタフ(米G1)4着で初めて連対を外すと、続くサンタモニカH(米G1)も4着。休み明けのランパートH(米G2)を勝利後、前走のルイヴィルBCH(米G2)は4着に敗れていた。通算成績は17戦10勝(重賞8勝、うちG1・5勝)。

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