初タイトル奪取へ、万全の状態で臨む。金曜の朝、白富士S快勝の
ヤングアットハートは、美浦南Dを周回して最終調整を完了した。「気合が乗って汗をかいていた。体が絞れていい感じになるだろう」と松山康師は、絶妙なさじ加減に成功して
ニンマリだ。重賞は今回が8回目の挑戦。「血統は中距離だけど、折り合いがつくから長距離も平気。期待したい」と言葉に力を込めた。
態勢は整った。金曜朝の
マイネルキッツは美浦南Aを経由してWでキャンター。「有馬記念を鼻出血で回避したけど、その後は順調。追い切り後も変わらない。まずまずだね。心配なのは雪でダート変更になることくらい」と国枝師は冗談を交えながら状態面に合格点を与えた。「目標は天皇賞・春。いいスタートを切りたい」。初戦からGI馬の底力を見せつける。
提供:デイリースポーツ