24日、笠松競馬場で1Rで行われた今期初の2歳戦、JRA認定新馬チャレンジ(ダート800m)は、安部幸夫騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝160円)サイキョウカチドキ(牡2・笠松・藤田正治厩舎)が、2着イチフジタッチに2.1/2馬身差を付けて快勝した。勝ちタイムは49秒5(良)。アタマ差の3着に2番人気フジノマガンダ入り、3番人気ブルーオンブルーは、8頭立ての8着に敗れた。
サイキョウカチドキの父は新種牡馬のスピードワールド、母は96年北九州記念(G3)2着のトップサンキスト(その父アサティス)という血統。半兄に今年のユニコーンS(G3)を制したトップオブワールド(牡3、栗東・藤岡健一厩舎、父シャンハイ)がいる。スピードワールド産駒としては、コスモレイダース(牡2、北海道・田部和則厩舎)、ハクサンフウロ(牝2、北海道・高橋司厩舎)に続き3頭目の勝ち上がりとなった。