2番手を追走した4番人気のマイネルカーミン(牡、父オレハマッテルゼ、美浦・中野)が、向正面からまくって先頭に立った10番人気のキングクリチャン(2着)を直線で捕らえ、1馬身3/4差をつけて2勝目を挙げた。勝ちタイムは2分8秒7。さらに2馬身半差の3着には2番人気のエアルプロンが入った。なお、1番人気のスピルバーグは直線で追い込んだが、4着が精一杯だった。
好位からしぶとく抜け出した内容に、松岡は「位置取りが勝因。芝が乾いてきている内を通れた。真ん中は(水分で)ビシャビシャだし、外も乾いていない」と振り返る。「持久力があるし、堅実だね」と今後も道悪なら面白い一頭だ。
提供:デイリースポーツ