中団を追走した7番人気のシゲルスダチ(牡、父クロフネ、栗東・西園)が、4コーナーで前を射程圏に捕らえると、直線では力強い伸び脚で後続の追い上げを振り切り、オープン初勝利を挙げた。勝ちタイムは1分23秒7。半馬身差の2着は、外を猛追した1番人気のレオアクティブ。さらに1馬身半差の3着には、3番人気のトウケイヘイローが入った。
会心の騎乗に後藤はガッツポーズ。「ベストポジションに入れた。脚を温存できれば切れますね」と人気薄でのVにしてやったりの表情だ。西園師は「これで胸を張ってNHKマイルC(5月6日・東京)へいける。後藤君も乗ってくれるようだ」と満面の笑みだった。
提供:デイリースポーツ