阪神11Rの阪神牝馬ステークス(4歳以上GII・芝1400m)は、11番人気クィーンズバーン(藤岡佑介騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分21秒9。クビ差の2着に2番人気マルセリーナが、クビ差の3着に4番人気フミノイマージンがそれぞれ入線。
クィーンズバーンは栗東・浅見秀一厩舎の4歳牝馬で、父スペシャルウィーク、母シンコウエンジェル(母の父Ogygian)。通算成績は11戦4勝となった。
レース後のコメント
1着 クィーンズバーン 藤岡佑介騎手
「強いレース内容でした。返し馬からいい感じだったので、ゲートから勝負をかけてハナに立っていこうと思ってレースに臨みました。距離に関しては、もともとマイルを使っていましたので問題ないと思っていました。いずれは重賞を獲らせてあげたいと思っていただけに、この勝利は本当に嬉しいです」
2着 マルセリーナ M.デムーロ騎手
「スタート後に他馬に寄られてしまい、思っていたよりも後ろからのレースになりました。3コーナーから4コーナーにかけて追い出しを遅らせて、ゴーサインを出したら外に膨れて、他馬に迷惑をかけました。最後はよく伸びましたが、前には届きませんでした」
3着 フミノイマージン 太宰啓介騎手
「直線で2着の馬(マルセリーナ)に寄ってこられてしまう不利が響きましたね。ただ、1400mにもしっかりと対応してくれました」
4着 エーシンリターンズ 川田将雅騎手
「がんばってはいますが、最初はなかなか進んでいきませんでした。最後はいい脚を使っているだけに、もう少し流れて欲しかったですね」
5着 スプリングサンダー 四位洋文騎手
「少しでもハミを噛んでしまうと終いが甘くなってしまう馬で、今日は前半で少し噛んでしまった分、最後にこたえてしまいました。しっかりと走ってくれているのですが……。もうひと押しですね」
6着 チャームポット 柴山雄一騎手
「楽にいい位置がとれて、最後もがんばっています。相手なりに走る馬ですね。このクラスにメドが立ちました」
7着 アパパネ 岩田康誠騎手
「ちょっと重いかな、という気がしました。その分なのか、ちょっと伸び負けたような感じです」
11着 アンシェルブルー 池添謙一騎手
「もう少し前からというイメージだったのですが、位置取りが後ろになってしまいました。いい脚を使ってくれているだけにもったいなかったです」
提供:ラジオNIKKEI