“3冠配合”ゴールドシップ、GIの舞台で輝く/皐月賞

2012年04月11日 12:00

須貝師が見つめるなか、厩舎周りを運動するゴールドシップ

“3冠配合”のゴールドシップが、GIの舞台で輝く。父ステイゴールド、母の父メジロマックイーンの組み合わせは、昨年の3冠馬オルフェーヴルと同じ。須貝師は「この馬は賢すぎるところがある。札幌でオープンを勝った時は、抜け出してから遊んでいた。自分で競馬が分かっている。スイッチをいつでもいれられる馬だね」と特徴を説明する。

 師にとっては、ゆかりの血統でもある。母ポイントフラッグは須貝師自身がジョッキー時代に手綱をとって01年オークス(11着)、エリザベス女王杯(10着)に出走。「お母さんは体がデカい馬だった。この馬も母に似て体が大きいし、毛色も母親の方に出た。母と種馬のいいところを受け継いでいる感じがある」。母で果たせなかったGI制覇の夢を、息子とともに成し遂げるつもりだ。

 共同通信杯Vから中62日と間隔はあくが、10日も栗東坂路で4F63秒8-46秒3-14秒6と軽快な動きを披露。「いつでも使える状態」と体調に不安はない。引き続き、鞍上は復帰後初GI制覇を狙う内田博。厩舎に初重賞Vをもたらした“黄金の舟”が、クラシック制覇に向けて帆を上げる。

提供:デイリースポーツ

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