反撃態勢は整った。
シルクシュナイダーは荻野琢(レースは福永)を背に栗東坂路へ。ウッドチップを豪快に蹴り上げ、力強く登坂した。4F55秒6-39秒7-12秒6で
ゴールドシップ(皐月賞出走予定)に半馬身遅れたが、ステッキを入れられて一杯に追われた。須貝師は「いい併せ馬。前回はハンデ戦だったが、別定戦になるし、巻き返したいね」と力が入る。
穴ムードが漂う。
クリールパッションは美浦Wで5F69秒1-39秒2-12秒7。手応えの比較では並入した
グランドシチー(5歳オープン)の方が優勢だったが、相沢師は「ケイコではあまり動かないからね」と全く心配はしていない。「いつも人気はないが、久々の前走(
マーチS=0秒5差8着)も一瞬伸びかけたからね。良馬場なら楽しみ」と前向きだった。
提供:デイリースポーツ