旭川2歳OP、ジョウショーツリー圧勝

2004年07月08日 20:11

 8日、旭川競馬場で2歳戦が5鞍行われた。

 8R・2歳OP(ダート1000m、1着賞金24万円)は、川島洋人騎手騎乗の4番人気ジョウショーツリー(牝2・北海道・田部和則厩舎)が、3番人気クラキングレディに4馬身差を付け快勝した。勝ちタイムは1分01秒1(良)で、前日行われた栄冠賞よりも0.1秒速く、今年の北海道2歳戦で最高タイムの決着となった。1/2馬身差の3着に7番人気エージェンシーが入り、1番人気フレンドリーホースは5着、2番人気ラドランロバールは4着にそれぞれ敗れている。

 ジョウショーツリーは、父ミシル、母サクラコトミ(その父サクラロータリー)という血統。同馬は、デビュー戦のフレッシュチャレンジ2歳では僅差の2着に敗れたが、前走ルーキーチャレンジ2歳を2着に7馬身差を付け圧勝していた。これで通算成績は3戦2勝。

 5R・ルーキーチャレンジ2歳(ダート1000m、1着賞金150万円)は、宮崎光行騎手騎乗の1番人気プレスト(牝2・北海道・村上正和厩舎)が、2番人気のチョイスに5馬身差を付け圧勝した。勝ちタイムは1分03秒0(良)。クビ差の3着に8番人気ハートフルウイナーが入った。

 プレストは、父ロイヤルタッチ、母アップルヒルガール(その父ノーザンテースト)という血統。伯父に88年クリスタルC(G3)2着のギャラントリーダー(父リアルシャダイ)、近親には84年朝日杯3歳S(G1)を勝ったスクラムダイナ(父ディクタス)がいる。父ロイヤルタッチ(父サンデーサイレンス)の産駒には、03年兵庫ジュニアGP(交流G3)3着のフィールドルーキー(牡3・栗東・藤岡範士厩舎)がいる。今年の2歳戦では、サラ系2歳戦最初勝ち馬ベストンブレーヴ(牡2・北海道・村上正和厩舎)以来2頭目の勝ち馬となった。プレスト自身は、前走デビュー戦のフレッシュチャレンジ2歳で1番人気に支持されるも3着に敗れており、2戦目での勝ち上がり。

 6R・アタックチャレンジ2歳(ダート1500m、1着賞金110万円)は、五十嵐冬樹騎手騎乗の1番人気ブラックシュプール(牝2・北海道・堂山芳則厩舎)が、10番人気で新種牡馬スピードワールド産駒スマイルリターンをクビ差制して優勝した。勝ちタイムは1分39秒5(良)。1/2馬身差の3着に3番人気サクラマウンテンが入り、2番人気アシッドジャズは5着に敗れた。

 ブラックシュプールは、父ライブリーワン、母ブルーベル(その父シャンハイ)という血統。ライブリーワン産駒は、ナツノジュピター(牝2・兵庫・中野明厩舎)、エスプリライブ(牡2・川崎・武井榮一厩舎)に次ぎ、今年の2歳戦3勝目。ブラックシュプール自身は、デビュー戦のフレッシュチャレンジ2歳が4着、前走のアタックチャレンジ2歳が3着で、3戦目での初勝利となった。

 1R・2歳未勝利(ダート1000m、1着賞金20万円)は、米川伸也騎手騎乗の3番人気サンプラーント(牡2・北海道・米川伸也厩舎)が、2番人気エイダイサンデーに1馬身差を付け優勝した。勝ちタイムは1分02秒9(良)。2馬身差の3着に1番人気ライコウライデンが入った。

 サンプラーントは、父テンビー、母フィアレスショー(その父カコイーシーズ)という血統。近親に98年シリウスS(G3)を勝ったマコトライデン(父タマモクロス)がいる。サンプーラントは5戦目での勝ち上がり。

 2R・2歳未勝利(ダート1500m、1着賞金20万円)は、小嶋久輝騎手騎乗の1番人気オーナーズチェス(牡2・北海道・桧森邦夫厩舎)が、2番人気ダンサートップに2.1/2差を付け優勝した。3/4馬身差の3着に5番人気プロージットが入った。

 オーナーズチェスは、父サクラチトセオー、母ビューティマロン(その父アンバーシャダイ)という血統。同馬は、前走のアタックチャレンジ2歳が2着、4戦目での勝ち上がりとなった。

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