9日、大井競馬場で行われた第57回羽田盃(3歳、SI・ダート1800m、1着賞金3500万円)は、今野忠成騎手騎乗の8番人気(単勝26.1倍)アートサハラが、後方追走から4角で3番人気エミーズパラダイスとともに進出し、叩き合いの末同馬に1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分52秒9(稍重)。
さらにアタマ差の3着は11番人気プレティオラスと9番人気ジャルディーノが同着で入り、3連単は307,890円と321,880円の波乱となった。京浜盃を勝ち1番人気に推されたパンタレイは9着、3戦3勝の2番人気ロンドンアイは8着に敗れた。
【勝ち馬プロフィール】
◆アートサハラ(牡3)
父:マンハッタンカフェ
母:アートロマン
母父:ラシアンルーブル
血統:半姉にエムザックローマン(北日本新聞杯-金沢)
厩舎:大井・荒山勝徳
成績:8戦4勝(重賞1勝)
【今野忠成騎手のコメント】
「びっくりしましたね。馬が期待に応えてくれて、嬉しかったです。流れが速いなと思って乗っていました。戸崎騎手の馬が相手だと思っていたし、馬もよく反応してくれました。手応えもよかったので、安心して乗っていましたよ。
初めて強い相手との対戦だったので、半信半疑でしたけど、強かったですね。次は東京ダービーになりますけど、距離が伸びるのは大丈夫だと思います」