サダムパテック、馬なりも力強い動き披露/安田記念

2012年05月31日 12:00

 京王杯SCを制し勢いに乗るサダムパテックが、万全の仕上がりでGI獲りを狙う。ウィリアムズを背に朝一番の栗東坂路へ。テンから力みのないフォームで、一完歩ごとにスピードを上げていく。鞍上の手綱は持ったままだが、最後まで力強い脚さばきを披露。終始馬なりで4F52秒6-38秒1-12秒7を計時した。

 鞍上は「前走はズブい面があったが、今回はそれがなかった。左右によれることもなく、真っすぐに走った。馬自身が臨戦態勢を整えているようだ」と目を丸くする。見届けた西園師も「毛ヅヤもいいし、馬に活気が出てきた」と状態面の上積みを口にした。

 ともに1番人気に推された朝日杯FS、皐月賞で(4)(2)着。その後もGI制覇を逃してきた。「秘策はないが、とにかく一番で駆け抜けられるようにするだけ」とウィリアムズ。豪州の名手に導かれ、念願のタイトルをつかみ取る。

 秋春マイルGI制覇へ、逆襲の態勢は整った。エイシンアポロンは、池添を背に栗東坂路でエイシンエンブレム(4歳500万下)と併せ馬。左右からハミをかけられてしっかり加速すると、4F52秒1-38秒0-12秒1で2馬身先着した。鞍上は「ボコボコした馬場だったが、脚を取られずにいい反応、いい動き。前回よりもいい」と上積みを強調した。

提供:デイリースポーツ

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