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安田記念・コスモセンサーが矢のような伸び/栗東トレセンニュース

2012年05月31日 19:00

ラスト1F矢のような伸びを見せたコスモセンサー(撮影:井内利彰)

 29日午後に時折豪雨となった栗東だったが、30日以降は快晴。馬場への影響は、朝一番のCWで時計を少し要したくらいだが、もともとCWは時計の速い状態だったので、通常時に戻ったくらいの感覚。大きな影響は受けていないと言ってよいだろう。

【坂路/4F51.9秒】
 30日。この日の一番時計は安田記念への出走を予定しているグランプリボス(栗東・矢作芳人厩舎)の4F50.4秒。また3F目に11秒台をマークする馬が7頭いたように、全体的に時計が出る馬場だったと判断してよい。またラスト1F12.0秒も3頭おり、そのうちの1頭が安田記念に出走予定のドナウブルー(栗東・石坂正厩舎)だった。

 4F時計は55.1秒と目立たなかったが、ラスト1Fが矢のように伸びたのがコスモセンサー(栗東・西園正都厩舎)。最初の1F目が16.3秒と非常に遅かったことが、終いの伸びに繋がったのは承知の上だが、それを分かっていても、あの伸びを見せられると食指が動く。

 31日。一番時計はツリーズオブホープ(栗東・坪憲章厩舎)の4F49.8秒。最も走りやすい馬場開門直後だったとはいえ、この時計は素直に評価したい。

 なお、馬場差は30日、31日ともに、先週と同じ『+0.1秒』で観測した。

【CW/5F66.5秒】
 30日の開門直後は水分を含んでいた影響なのか、多少のめる仕草を見せる馬もいたりして、時計が掛かっていた印象。しかし、徐々に馬場が慣らされて、通常通りの時計が出る馬場となった。

 31日にはエイシンフラッシュ(栗東・藤原英昭厩舎)が登場。先行する同厩ロードアリエスを追走したが、3コーナーすぎには手応えが良すぎて追い抜いてしまう感じ。相手が大きく内を回ったので、直線では馬体が合う感じになったが、それも一瞬のこと。突き放すと、あとは馬なりでゴールして、6F85.0〜1F11.9秒。予定されている宝塚記念まで1か月弱あるが、すでに動きは抜群と表現していいだろう。

 なお、馬場差は先週と同じ『-0.6秒』で30日、31日とも観測した。

【DP/5F64.5秒】
 雨が降っても時計の出方が変わらないはずのオールウェザーがポリトラック馬場だが、実際は水分を含むと粘り気が出て、少し時計が掛かる。そんな感じになったのが30日で、1週前の速い馬場よりは時計の掛かる印象があった。

 よって馬場差は先週より少し時計の掛かる『-0.1秒』で観測している。(取材:井内利彰)

※調教馬場横の数字は基準時計。この数字以下の時計であれば、標準より速い時計と判断してよい。

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