先手を奪った8番人気の伏兵インティワタナ(牝、父フサイチコンコルド、美浦・大和田)が鮮やかな逃げ切り勝ち。前半3Fを37秒2のスローペースで通過。直線で余裕を持って追い出すと、後続をあっさり突き放して勝負を決めた。勝ち時計は1分24秒8。2馬身半差の2着は先行した1番人気のシェアードワールド。さらに首差の3着には6番人気のマプティットが入った。
節目のJRA通算100勝を挙げた嘉藤は「いいペースで運べたのが勝因ですが、すごく素直で何でもできる。距離が延びても大丈夫」と明るい表情。大和田師は「一度休ませて新潟へ」とダリア賞(8月4日・新潟)に照準を定めていた。
提供:デイリースポーツ