8日(金)、ダービーウィークの最終戦として名古屋競馬場で行われた第42回東海ダービー(キングヘイロー賞、1900m・1着賞金500万円・12頭)は、先行集団につけた4番人気のマイネルセグメントがゴール前で9番人気のブライトシンプーとの競り合いをアタマ差制した。外からこの2頭に迫った10番人気ネオンオーカンがアタマ差で3着に入り、断然人気のアウヤンテプイは伸び切れず4着。3連単の払戻しは106万円を超える波乱となった。
勝ったマイネルセグメントは父アグネスデジタル、母タニノダーリン(その父アレミロード)という血統の牡馬で、通算成績は14戦6勝。JRAで3戦未勝利の後東海地区へ移り、10戦して掲示板を外したのは1回だけと安定した成績を残して来ていた。重賞は昨年のライデンリーダー記念、今年の新緑賞に続いて3勝目。今井貴大騎手は東海ダービー初制覇、川西毅調教師は昨年のアムロに続いて連覇を飾っている。
提供:ラジオNIKKEI