26日、宇都宮競馬場で行われた第21回北関東オークス(3歳牝、ダート1900m、1着賞金200万円)は、早川順一騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝170円)ウイニングマミー(牝3、宇都宮・手塚佳彦厩舎)が、6番人気コウエイブリザードに1/2馬身差をつけ逃げ切り優勝した。勝ちタイムは2分12秒9(良)。さらにアタマ差の3着に好位追走した2番人気イキマスキョウワが入り、3番人気ケイシアターは道中最後方でレースを進め8着に敗れている。なお、3番マジカルエックスは出走取消しとなっている。
勝ったウイニングマミーは、父ウイニングチケット、母ダイアマミー(その父ミュゲロワイヤル)という血統。近親に91年日経新春杯(G2)を制したメルシーアトラ(父サウスアトランティック)がいる。ウイニングマミーは今年に入り、北関東クイーンC、北関東桜花賞と重賞を制し、前走は関東オークス(交流G3)に出走したが、14頭立ての14着に敗れていた。この勝利で重賞通算3勝目。通算成績は15戦6勝(うち中央1戦0勝)。なお、同レースを制したウイニングマミーには、秋華賞(G1)のトライアルレースへの優先出走権が与えられる。