98年9月27日に腸ねん転のために死亡したナリタブライアン(91年生、父ブライアンズタイム、母パシフィカス、その父Northern Dancer)の7回忌法要が、8月23日、午前11時から旧CBスタッド(現優駿スタリオンステーション)内ナリタブライアン記念館で行われる。当日は現役時代の関係者らも訪れる予定で、ファンと一緒に名馬の冥福を祈る。
ナリタブライアンは93年8月にデビュー。同年の朝日杯3歳SでG1初制覇を果たし、94年には皐月賞、日本ダービー、菊花賞、有馬記念を制して年度代表馬に輝いた。通算成績は21戦12勝(うちG1・5勝)で、98年には顕彰馬に選出されている。96年に現役引退後は種牡馬入りし、02年毎日杯(G3)2着、皐月賞4着のダイタクフラッグ(牡5、栗東・鹿戸明厩舎)など2世代の産駒を残している