8日、高知競馬場で行われた建依別賞(3歳上、ダート1400m、1着賞金70万円)は、宮川実騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝120円)ストロングボス(牡6、高知・打越初男厩舎)が、スタート直後から先頭にに立ち4角では一旦2番手に控えたが、直線は先に抜け出した3番人気マイサクセスに2馬身差をつけて差し切り勝ち。勝ちタイムは1分30秒0(重)。さらに3馬身差の3着に8番人気イズミカツリュウが入り、2番人気のウォーターダグは6着に敗れた。
勝ったストロングボスは、父Capote、母Spring Valley(その父Affirmed)という血統で、伯母には02年ガゼルH、ベルデイムS(共に米G1)を勝ったインペリアルジェスチャー Imperial Gesture(牝5、父Langfuhr)がいる。今回の勝利が重賞初制覇となり、通算成績27戦23勝。鞍上の宮川稔騎手は、同レース初制覇。管理する打越初男調教師は82年、83年、84年、91年に続き5回目の制覇となった。