15日、札幌競馬場で行われた4R・2歳新馬(ダート1000m)は、安田康彦騎手騎乗の3番人気ヴァンクルタテヤマ(牡2、栗東・安田伊佐夫厩舎)が、道中2番手追走から直線先に抜け出すと、逃げた7番人気ジョウショークインに3馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分00秒6(良)。さらに3.1/2馬身差の3着は中団から追い込んだ4番人気アースシャープ。1番人気ポートクレバー、2番人気オーギュストは、ぞれぞれ4、5着に敗れた。
勝ったヴァンクルタテヤマは、父フォーティナイナー、母フラワータテヤマ(その父ブライアンズタイム)という血統。牝系はギャロップダイナ(牡24、父ノーザンテースト、86年安田記念-G1)、アグネスカミカゼ(牡11、父サンデーサイレンス、97年目黒記念-G2)と同じ一族。フォーティナイナー産駒は、今年のJRA2歳戦初勝利。管理する安田伊佐夫調教師は、同日の小倉1R・2歳未勝利(九州産、芝1200m)をマルシゲセルシオ(牡2、父エイシンサンディ)で制している。