小倉11Rの阿蘇ステークス(3歳上オープン、ハンデ、ダート1700m)は2番人気グレープブランデー(浜中俊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分41秒9(重)。1馬身3/4差2着に1番人気スエズ、さらにクビ差で3着に4番人気インバルコが入った。
グレープブランデーは栗東・安田隆行厩舎の4歳牡馬で、父マンハッタンカフェ、母ワインアンドローズ(母の父ジヤツジアンジエルーチ)。通算成績は11戦5勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着 グレープブランデー(浜中騎手)
「まだ本調子とは言えませんが、オープン特別の舞台では力が上でしたね。気を抜く面もありますが、4コーナーではハミを取ってくれました。ただ、直線ではまたフワフワする面を見せました。とにかく今回の勝利が馬の気持ちの上でもキッカケになってくれればと思います」
2着 スエズ(川田騎手)
「無理をせずリズム良くレースを運べました。ただ、勝ち馬を見ながらレースを出来る位置にいなかったですね。3〜4コーナーではいい感じでした。直線は並ぶとしぶといのでそういう形に持って行きたかったのですが、離されてしまいました。強い相手に対し、頑張っています」
3着 インバルコ(酒井騎手)
「今日はじっくりと構えて、向正面では砂を被らないようにレースを運びましたが、あまり息を入れるタイミングがありませんでしたね。伸びてはいますが、まだあまり気持ちが前向きになってくれません。でも58キロを背負いながら頑張っています」
4着 ダノンエリモトップ(小牧騎手)
「以前のように逃げに拘らなくてもいいですね。道中は内の馬が譲らないこともあって、馬の気持ちに任せてのレース。狭いところを割って来る精神力も出てきました。これくらいの距離が合っていますね」
5着 キクノキセキ(北村友騎手)
「1000万下を勝っていきなりオープンのレースでしたが、この馬なりに流れにも乗ってレースが出来ました。最後も離されていませんし、頑張っていると思います」
提供:ラジオNIKKEI