18日、旭川競馬場で行われたJRA認定競走の5R・アタックチャレンジ2歳(ダート1000m、1着賞金110万円)は、千葉津代士騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝130円)ジャパンゴール(牡2、北海道・柳澤好美厩舎)が2番人気ウエスタンサージをクビ差押さえて優勝した。勝ちタイムは1分03秒2(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には6番人気トコシナエが入った。
勝ったジャパンゴールは、父が新種牡馬ヤシマジャパン、母ダムゼル(その父アンティーカ)という血統。父ヤシマジャパン(その父フォーティナイナー)の半兄には、99年から約2年間、日本で種牡馬として供用され、現役時には、91年ヴォスバーグS(米G1・ダート7f)など米G1を3勝し、90、91年の米最優秀スプリンターに輝いたハウスバスター(牡17、父Mt.Livermore)がいる。自身も短距離を中心にJRAで5勝を挙げる活躍を見せ、00年札幌日刊スポーツ杯(OP、7着)を最後に引退し種牡馬入り。初年度の産駒は4頭(種付け13頭)で、JRAではすでにボイジー(牡2、栗東・安田伊佐夫厩舎)がデビューしているが、未だ勝ち星はなく、ジャパンゴールがJRA・地方通じての初勝利となった。
同馬は、7月14日のデビュー戦(旭川・ダート1000m)ではビービープライド(牡2、北海道・林正夫厩舎)から0.5秒差の3着。その後も2着、4着と好走し、4戦目での初勝利となった。