デビューVを決めたショウナンアンカーは新潟2歳Sへ(撮影:井内利彰)
8月12日(日)新潟芝1400mでインから抜け出して、ハナ差の勝利をモノにした
ショウナンアンカー(栗東・北出成人厩舎)。北出成人調教師は「狭いところから割って出てきましたが、いい勝ち方ができましたね」とレースを回顧。
栗東へ入厩してから、やんちゃなところもあるという話だったので、競馬場へ行ってからの様子が気になっていたが「競馬に行っても大人しかったですし、レースが終わってからもしっかり飼葉を食べていますしね」とのころ。今後については「このまま大物ぶりを発揮してほしい」ということで、次走は新潟2歳S(8月26日・新潟芝1600m)が予定されている。
8月11日(土)新潟芝1600mの前半3Fが39.9秒という超スローペースのレースを制したのは
プリフォンテイン(栗東・松永幹夫厩舎)。「ジョッキーにハナには行かないで欲しいと指示したので、前半はかなり抑えるのに苦労したシーンもありましたが、最後はしっかりと伸びてくれました」と松永幹夫調教師。
今後については「走りの完成度はまだまだなので、これからじっくりと調整していきたいですね」ということで、一旦、ヒルサイドステーブルに放牧へ出される予定。「秋のマイル戦を視野に入れて、スケジュールを組みたいと思います」ということだった。
6頭立てとなった8月11日(土)札幌ダート1700mで単勝2.0倍の1番人気にきっちり応えたのは
ロードクラヴィウス(栗東・安田隆行厩舎)。そのレース内容を「ハナに行くレースなったので、道中はふわふわしながら走っていましたね。でもその分、直線で詰め寄られた時にひと伸びできたんでしょうね。勝ち時計も新馬にしては1分50秒を切れましたし、なかなか内容のあるレースだったと思います」と振り返る安田隆行調教師。次走は札幌2歳S(9月1日・札幌芝1800m)が予定されている。(取材:井内利彰)