日曜新潟メイン、天の川Sに出走を予定しているバウンシーチューン(撮影:佐々木祥恵)
日曜日の新潟11R天の川S(3歳以上1600万下・芝2000m)に出走予定の、
バウンシーチューン(牝4/田島俊明厩舎)と
クラシックセンス(牡5/藤沢和雄厩舎)、
コスモラピュタ(牡5/高橋祥泰厩舎)について、陣営に取材した。
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バウンシーチューン・田島俊明調教師のコメント】
「前走(関ヶ原S/芝2000m・11着)は、イレ込んでしまって、レースでも力み過ぎ、最後はバテてしまったようですね。走る気はあるのですが、気性が強い馬なので、それが逆に焦りにつながっているのかもしれません。それで距離の短い先週の長岡S(芝1400m)に出走を予定していましたが、除外されてしまったので、このレースにスライドしました。距離は2000mになりますが、この距離でも成績を残していますし、1600万クラスのレースは、選択肢は少ないのですからね。今週は、中谷騎手に乗ってもらって追い切りを行いましたが、動きも良かったですし、除外で1週延びた影響はなさそうなので、復活の兆しを見せてほしいですね」
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クラシックセンス・葛西成人調教助手のコメント】
「
テンションが上がりやすい馬なので、ビッシリ調教をやらなくても、自分で体を作る馬です。前回(八ヶ岳特別/芝1800m・1着)は、マイナス12キロと馬体重が減っていましたが、それも戻りましたし、今回は470キロ台で出走できそうです。放牧を挟んで、仕上がり具合や気配も良いですよ。前走は早めに動いて、長くいい脚を使ってくれました。あの内容なら、昇級してもやれそうな感じがしますので、楽しみです」
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コスモラピュタ・高橋祥泰調教師のコメント】
「前走(日本海S/芝2200m・5着)の競馬内容は悪くはなかったと思います。ただ、枠順や流れなどに注文がつくタイプですから、緩急がつくような流れではなくて、ゲートを出た感じで、多少速くても平均ペースで流れる競馬になってくれると、ここでもいいレースができると思います。6月の福島で復帰をして以降、レースを使うごとに体がしっかりしてきていますし、前走よりも状態は良さそうです。あとは、この馬向きの流れになってくれるかどうかだけですね」(取材:佐々木祥恵)