ウワサの大物が圧倒的支持に応えた。単勝1.2倍の1番人気
サトノノブレス(牡、父ディープインパクト、栗東・池江)が、センス溢れる内容でメイクデビューをV。道中はしっかりと折り合い、好位を追走。鞍上の内田博が
ゴーサインを出すと危なげなく抜け出し、3/4馬身という着差以上の強さを見せた。勝ちタイムは1分49秒9。勝ち馬の直後で機をうかがった4番人気の
テンシンランマンが2着。さらに1馬身3/4差の3着には2番人気の
インプロヴァイズが入った。
「調教では体が沈み強烈な脚を使うが、きょうは物見をして、抜け出してからも突っ張るような走り。仕方がないね」と池江師は苦笑い。「でも、道中は我慢が利いて、二千から二千四百を見据えられる走りだった」と早くも来春のクラシックを見据えた。内田博も「強い競馬」と笑顔。今後は放牧に出され、秋の東京開催で再始動の予定だ。
提供:デイリースポーツ