21日、新潟競馬場で行われた5R・2歳新馬(牝、芝1400m)は、柴田善臣騎手騎乗の1番人気ユークロニア(牝2、栗東・友道康夫厩舎)が、道中中団待機から直線で早めに抜け出し、6番人気ライクシモーヌに3馬身差を付け圧勝した。勝ちタイムは1分23秒6(良)。さらに3馬身差の3着に12番人気セイフクガールが入った。
勝ったユークロニアは、父が新種牡馬アドマイヤベガ、母ミッシングロジック(その父Danzig)という血統。近親にはポリッシュプレジデント Polish Precedent(牡18、父Danzig、89年ジャックルマロワ賞-仏G1)や、そのポリッシュプレジデントを89年クイーンエリザベス2世S(英G1)で破ったジルザル Zilzal(牡18、父Nureyev)などがいる。アドマイヤベガ産駒は、同日の札幌1R・2歳未勝利を勝ったストーミーカフェ(牡2、美浦・小島太厩舎)に続き今年のJRA2歳戦4勝目となった。