3連勝で函館SSを制覇したドリームバレンチノ。負かした相手は高松宮記念3着のロードカナロアだけに価値がある。この中間は秋を見据えて放牧へ出していたが、1週前追い切りは、函館Wで5F67秒1-12秒6(馬なり)をマーク。連勝馬らしい勢いのある動きで、自らハミを取って伸びた。引き続き気配も申し分ない。「(1週前の)動きが良かった。暑さに弱い馬だからこちらの気候も合うようだ。ここもあっさり勝ってもおかしくないよ」と牧野助手は期待を寄せる。4連勝で弾みをつけて、秋のGIへ向かいたいところだ。
前走のCBC賞は、牡馬相手に2着と好走したスプリングサンダー。「牝馬だけど気を遣わないで大丈夫な馬だから仕上げやすい矛先を6F戦に向けて良かったと思う」と昆師は振り返る。1週前追い切りは、15日の函館Wで5F65秒1-13秒6(一杯)。反応面が物足りなかったが、19日にも同3F40秒5-12秒7(馬なり)をマーク。「馬は落ち着いていて、いい感じだよ」と出来に不安はない。「ここでしっかり結果を出して、スプリンターズSに向かいたい」。陣営の意気込みは相当だ。
提供:デイリースポーツ