26日(日)に新潟競馬場で行われる新潟2歳ステークスに出走を予定している
ナンヨーケンゴーについて齋藤誠調教師のコメントは以下の通り。
「この馬は気性がおっとりしていて、前走の新馬戦では少し太めかなと思っていました。ゲートで立ち遅れて、レースを覚えてくれたらいいと思って見ていましたが、一瞬の脚で勝ってくれて非常に収穫のあるデビュー戦でした。思ったよりも攻め馬では走らず、速いタイムも出ないのですが、競馬にいって良い実戦タイプの馬です。
北海道のトレーニングセール出身の馬で、一度仕上がった状態をうまくレースに繋げられるように調整してきました。中間はソエが出ましたが許容範囲で、今回のレースを目標にやってきました。今朝は坂路で反応を見るだけのものでしたが非常に良い動きでした。余裕のある体で新馬戦を走ったので、今度はシェイプアップされてもう少し早く動けるだろうと思います。
今度は1600メートルで脚の使いどころが難しいかと思いますが、新潟コースなら慌てることはないと思っています。1600メートルの距離でも問題はなく、いい競馬になるだろうと思っています。」
(取材:小林雅巳)
提供:ラジオNIKKEI