コスモフォーチュン、レコード勝ち

2004年08月22日 10:43

 22日、新潟競馬場で行われた1R・2歳未勝利(ダート1200m)は、後藤浩輝騎手騎乗の3番人気ランドベスト(牡2、栗東・安達昭夫厩舎)が、道中3番手追走から直線先に抜け出すと、好位追走から追い込んだ4番人気ラコントルアタックを1/2馬身差抑え快勝した。勝ちタイムは1分14秒2(良)。さらに2.1/2馬身差の3着に1番人気のグランドエナジーが入った。

 勝ったランドベストは、父ヘクタープロテクター、母ビワハルカゼ(その父サンデーサイレンス)という血統。従兄には今年の中京記念(G3)で2着に好走したナリタセンチュリー(牡5、栗東・藤沢則雄厩舎、父トニービン)がいる。7月25日の新馬戦(小倉・ダート1000m)では4着に敗れていた。通算成績は2戦1勝。

 小倉競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)は、安藤勝己騎手騎乗の1番人気コスモフォーチュン(牝2、栗東・宮徹厩舎)が、好スタートから好位につけると、直線では2番人気カケカワルキューレに3.1/2馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分08秒1(良)で、ツルマルオトメ(牝2、栗東・坂口正則厩舎)が記録した1分08秒4を0.3秒上回るレコードタイム。さらに4馬身差の3着には、3番人気ストーンブリッジが入った。

 勝ったコスモフォーチュンは、父が新種牡馬マイネルラヴ、母グレースマリヤ(その父グルームダンサー)という血統で、牝系は、ファイトガリバー(牝11、父ダイナガリバー、96年桜花賞-G1)、ナリタタイセイ(牡15、父ダイナガリバー、92年NHK杯-G2)と同じ一族。7月17日のデビュー戦(小倉・芝1000m)はハナ+アタマ差の3着、2戦目(小倉・芝1200m)は0.4秒差の4着に敗れていた。通算成績3戦1勝。マイネルラヴ産駒はマイネルハーティー(牡2、栗東・中村均厩舎)、コスモプロムナード(牝2、栗東・坪憲章厩舎)に続き今年のJRA2歳戦3勝目。

 札幌競馬場で行われた1R・2歳未勝利(ダート1000m)は、武豊騎手騎乗の1番人気ラヴフルーヴ(牝2、美浦・根本康広厩舎)が、好スタートからハナに立つと直線では後続を突き放し圧勝した。勝ちタイムは59秒6(重)。4馬身差の2着には好位追走した4番人気トリビュートが入り、さらに1/2馬身差の3着には中団追走の2番人気フォルテシモが入った。なお、3番メジロスパイダーはスタート直後に落馬、競走を中止している。

 勝ったラヴフルーヴは、父アラジ、母は92年クリスタルC(G3)3着のトモエマーガレット(その父Ajdal)という血統。6月26日のデビュー戦(函館・ダート1000m)ではクビ差2着に、続く7月24日の2歳未勝利(函館・ダート1000m)では1番人気に支持されるも0.2秒差の3着に敗れており、3戦目での勝ち上がりとなった。通算成績3戦1勝。

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