28日、札幌競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)は、松岡正海騎手騎乗の6番人気メジロスパイダー(牡2、美浦・奥平真治厩舎)が、道中後方から直線馬群を割って伸び、先に抜け出した1番人気リバルドボーイを1/2馬身差し切り優勝した。勝ちタイムは1分10秒6(良)。さらにアタマ差の3着に外から伸びた2人気ソルジャーシチーが入った。
勝ったメジロスパイダーは、父メジロディザイヤー(その父サンデーサイレンス)、母メジロダルメシアン(その父ドクターデヴィアス)という血統。伯父に91年宝塚記念(G1)を制したメジロライアン(牡17、父アンバーシャダイ)がいて、牝系はメジロティターン(父メジロアサマ、天皇賞・秋)と同じ一族。7月11日のデビュー戦(函館・芝1200m)は4着、続く8月1日の2歳未勝利(函館・芝1200m)は5着に敗れ、前走22日の2歳未勝利(札幌・ダート1000m)は発馬直後に落馬、競走を中止していた。通算成績4戦1勝。