先週の京成杯AH(GII・芝1600m)を、レオアクティブで見事制した杉浦宏昭厩舎から、今週は期待できそうな2歳馬が、2頭デビューする。藤田健一調教助手に話を聞いた。

◆9/15(土)中山5R芝1600m
　レオハイタッチ(牡・父タニノギムレット、半兄レオアクティブ)
「兄や母のレオソレイユは、早くから結果を残しましたが、この馬はタイプがまったく違いますね。スイッチが入れば、テンションが高くなったりもするのですが、まだ幼さが残っていますし、体も緩いので自分から動けるという感じがありません。乗り味はいいですし、使われながら良くなっていくタイプのように思います。将来が楽しみですね。ゲートの出は普通ですが、距離はマイルくらいが合っていると思います」※同馬は出馬投票の抽選の結果、次週以降のレースに変更となりました

◆9/17(月)中山5R芝1600m(牝馬限)
　ポンマリー(牝・父チチカステナンゴ)
「入厩してから順調にきていますし、新馬戦から楽しめそうなタイプですね。ゲートの出も速く、スピードがあります。気のいいタイプなので、稽古も動きますし、仕上がりも早いので、持ち前のスピードを活かせる競馬ができれば、おもしろいと思います。月曜のレースなので、追い切りは明日木曜日に行います」

　このほか、京成杯AHで日本レコードVを飾ったレオアクティブに関しては、「折り合いがつくようになったし、成長してくれましたね。11日(火)に、美浦近郊の西山牧場に放牧に出ました。今後は、スワンSを使ってマイルCSに向かうか、マイルCSに直行するかの、どちらかになると思います」とのこと。(取材:佐々木祥恵)

※今週の新馬戦は除外の可能性あます。出走に関しては、主催者サイトで御確認ください。