29日、佐賀競馬場で行われたロータスクラウン賞(3歳、ダート1800m、1着賞金400万円)は、前野幸一騎手騎乗の2番人気エイエムボーイ(牡3、佐賀・西久保政等厩舎)が、好スタートから先頭に立ち、9番人気フカガワクンに1.1/2馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは2分03秒3(良)。さらに2馬身差の3着には5番人気クラトリジッコウが入った。1番人気のカシノワカサマは中団待機も直線伸び切れず9着に敗れた。
勝ったエイエムボーイは、父ハンセル、母オゴジョタイセイ(その父プリンスオブバーズ)という血統。近親にはジョージタイセイ(牡12、父ミルジョージ、95年東京ダービー-南関東G1)がいて、牝系はスーパーグラサード(父ミルジョージ、86年エプソムC-G3)と同じになる。重賞3度目の挑戦で初制覇となり、通算成績は17戦6勝。