好位のインを追走した2番人気のナンシーシャイン(牝、父ブラックタキシード、美浦・岩戸)が勝負根性を発揮してマッチレースを制した。軽快に逃げた3番人気リベルタドーレス(2着)がいったんはセーフティーリードを取ったが、鞍上・吉田隼のゲキに応えて差を詰め、ゴール前で首差か交わした。勝ちタイムは1分13秒3。8馬身と大きく離れた3着は9番人気のクリスウィング。1番人気のピースロードは後方から差を詰めたが、4着に敗れた。
「返し馬から落ち着きがあって、砂をかぶっても嫌がるようなところがなかった。次につながる競馬ができました」と吉田隼は内容を伴う勝利に笑顔。次走について岩戸師は「芝が平気かどうかを相談しながら決めたい」と話した。
提供:デイリースポーツ