ナカヤマナイトが好位抜け出しから完勝。1年7ヶ月振りの重賞制覇を飾った。(撮影:下野 雄規)
23日、中山競馬場でオールカマー(3歳上・GII・芝2200m)が行われ、道中4.5番手追走で柴田善臣騎手騎乗の2番人気ナカヤマナイトが、4コーナーで楽々と先頭に並びかけると、一歩先に抜け出した4番人気ダイワファルコンを1.1/2馬身差突き放して優勝した。勝ちタイムは2分15秒5(重)。
さらに3/4馬身差の3着に6番人気ユニバーサルバンクが入線。1番人気ルルーシュはその後クビ差遅れた4着に敗れ、11番スノークラッシャー(16番人気)はレース途中で競走を中止している。
勝ったナカヤマナイトは、父ステイゴールド、母フィジーガール、その父カコイーシーズという血統。今回の勝利は、11年2月の共同通信杯以来、1年7ヶ月振りとなる重賞2勝目で通算では5勝目。この後に続く秋のGI戦線に向けても、勢いづく勝利となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ナカヤマナイト(牡4)
騎手:柴田善臣
厩舎:美浦・二ノ宮敬宇
父:ステイゴールド
母:フィジーガール
母父:カコイーシーズ
馬主:和泉信一
生産者:沖田牧場
成績:17戦5勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:11年共同通信杯(GIII)