4日、小倉競馬場で行われた1R・2歳未勝利(ダート1000m)は、福永祐一騎手騎乗の4番人気ストーンブリッジ(牡2、栗東・坂口正則厩舎)が、好位追走から先に抜け出すと中団追走から直線追い込んだ3番人気ウォーターダッシュの追撃を1/2馬身差抑え快勝した。勝ちタイムは1分00秒0(良)。さらに3馬身差の3着には7番人気ウォーターブリューが入り、1番人気グラールゾーンは6着、2番人気テンザンオウショウは12着に敗れた。
勝ったストーンブリッジは、父タイキシャトル、母メガラ(その父クリスタルグリッターズ)という血統。7月31日のデビュー戦(小倉・芝1200m)はプリンセスゴールド(牝2、栗東・池江泰郎厩舎)の4着に、8月22日の2戦目(小倉・芝1200m)はコスモフォーチュン(牝2、栗東・宮徹厩舎)の3着にそれぞれ敗れていた。通算成績3戦1勝。
2R・2歳未勝利(芝1200m)では、太宰啓介騎手騎乗の2番人気ニシノウラシマ(牡2、栗東・太宰義人厩舎)が、スタート直後から先頭に立つと、好位追走から直線伸びた1番人気トーセンマエストロをクビ差抑え逃げ切り勝ち。勝ちタイムは1分09秒8(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には10番人気カシノサンデーが入った。
勝ったニシノウラシマは、父が新種牡馬アグネスワールド、母が現役時代6勝を挙げたニシノオトヒメ(その父ニシノエトランゼ)という血統。6月26日のデビュー戦(阪神・ダート1200m)では8着に敗れたが、2、3戦目は3着、前々走、前走は2着と好走していた。通算成績6戦1勝。新種牡馬アグネスワールド産駒は4頭目の勝ち上がりとなった。