スマイルジャック、大外から余裕の2馬身先着/毎日王冠

2012年10月04日 12:00

 ハロー(馬場清掃)の直前、あえて馬場状態の荒れている美浦Wで負荷をかけるという普段通りの攻めパターンでスマイルジャックがしっかりと駆け抜けた。5Fで1秒先行するセイエイ(4歳障害OP)を目標に大外を回り、5F67秒6-39秒1-12秒9。悠々と2馬身先着を決めた。

「並走相手(の動き)に合わせた内容で予定通り。順調にきており、けさは息の調整でいい」と小桧山師は満足そうな表情。「年齢的に大きな変化はないが、コンスタントに使えている強みはあるよね」とうなずいた。

 世界レコードで決着した前走の京成杯AHは、直線でインからいったん抜け出すシーン。2着に敗れたとはいえ、底力を感じさせる走りだった。「開幕馬場で速い時計、速い上がりを要求されそうなのは前走と一緒だからね」とニヤリ。復活ムードの7歳馬が、1年8か月ぶりのVを目指して躍動する。

 ダノンヨーヨーは4F51秒0-38秒1-13秒2をマーク。栗東坂路で2番目に速い好タイムで、トラバント(4歳1600万下)に半馬身先着を決めた。音無師は「いいと思う。態勢は整っている」と納得の表情。前走は7着に敗れたが「調子もひと息だったし、外枠で脚を使った。賞金を加算しないと、マイルCSに出られなくなる」と巻き返しを誓った。

提供:デイリースポーツ

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