中団のインを追走した3番人気の
バイタルフォルム(牡、父アッミラーレ、美浦・新開)が豪快に差し切り、初陣をモノにした。道中の反応はひと息で、坂を上がってからようやくエンジンが点火。残り200mから一気に脚を伸ばして、ワンツー態勢を築いていた前2頭を捕らえ切った。勝ちタイムは1分20秒5。頭差の2着は逃げた2番人気の
セイユウスマイル、さらに半馬身差の3着には2番手から運んだ1番人気の
キネオリリーが入った。
内田博は「いい脚だったね。砂をかぶらない位置で運んで、折り合いもスムーズ。次が楽しみになる内容」とセンスの良さを称賛。「文句なし」と笑顔の新開師は次戦に東京ダートの500万下(11月11日か同24日)を見据えた。
提供:デイリースポーツ