マーベラスサンデー、97年宝塚記念優勝時(撮影:下野雄規)
1997年のJRA賞最優秀5歳以上牡馬マーベラスサンデー(20歳)が種牡馬生活を引退することになった。すでに新冠町の優駿スタリオン
ステーションを退厩。今後は日高町の大西
ステイブルで余生を送る。
マーベラスサンデーは通算15戦10勝2着2回3着1回。骨折のために3歳クラシックは棒に振ったが、復帰すると4つの重賞を含む6連勝を記録。97年の宝塚記念に優勝したほか有馬記念2着2回、天皇賞・春3着とG1戦線で長く活躍した。
現役引退後はCBスタッドで種牡馬入り。
ネヴァブションやシルクフェイマスなど多くの活躍馬を出したが、自身を超えるような産駒には恵まれなかった。今シーズンに配合した32頭が最後の世代となる。