室町Sで57年振りに3頭が3着同着の珍事

2012年10月21日 12:00

 20日の京都11R・室町S(ダート1200m)で“珍事”が起こった。ゴール前は激しい追い比べ。馬群を割って抜け出した5番人気のティアップワイルドが首差で1着に入り、2着には後方から猛追した1番人気のマルカベンチャー。しかし、3/4馬身差の3着争いは横一線だった。約10分間の写真判定の結果、3頭同着が決まると、場内は大きくどよめいた。

 3頭同着は過去に3例があり、2例が5着で、3着は55年2月12日の中京9R以来、57年ぶり史上2度目。当時は単勝、複勝、枠連しか発売されておらず、さらに7頭立てだったため、複勝の払い戻しは2着までだった。3頭同着で払い戻しが行われるのは史上初。3連複&3連単は3通り、ワイドは7通りで、5通りの複勝のうち、マルカベンチャーとワールドワイドには「JRAプラス10」が適用された。

 勝ち馬に騎乗して、接戦を制した池添は「砂を嫌がるところがあるので、そこだけ気をつけました。我慢してくれましたし、58キロを背負って狭いところを割ってくれた。強い競馬だったと思います」と笑顔を浮かべた。

提供:デイリースポーツ

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