21日、金沢競馬場で行われた第47回サラブレッド大賞典(3歳・ダ2000m・1着200万円)は、道中中団に待機していた米倉知騎手騎乗の2番人気アルドラ(金沢)が3コーナーで先頭に並びかけると、最後の直線はそのまま独走。同じく中団待機から4コーナー2番手まで浮上してきた9番人気ヤマカツティラノ(金沢)に、2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分11秒8(良)。
さらに8馬身差離れた3着に、最後方追走から追い込んだ7番人気スコール(金沢)が入った。なお、1番人気パープルキングは7着、3番人気ナウンステージは11着にそれぞれ敗れている。
勝ったアルドラは、父マイネルラヴ、母スレバルナ、その父パラダイスクリークという血統。近3走は古馬混合のレースで1着・1着・2着と安定した走りを見せていた中、迎えた金沢三冠の最終戦。上位人気の期待に応えて楽々と抜け出し、自身重賞2勝目。通算では9勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆アルドラ(牝3)
父:マイネルラヴ
母:スレバルナ
母父:パラダイスクリーク
厩舎:金沢・高橋俊之
通算成績:21戦9勝(重賞2勝)